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制御盤設備安全 Safety equipment

労働安全環境の必要性

国内の製造現場においては熟練経験者の高齢化や生産方式、就業形態の多様化などが進んでいます。
それに伴い、人に対する安全教育だけでは作業員の安全確保が難しくなってきており、機械設備による労働災害の防止が重要な課題となってきています。
海外においても労働者の安全確保に対する認識が高まっており、2003年11月には国際規格ISO12100が制定され、国際的な共通認識の確立が図られました。

この規格制定に先立ち、日本においては、2001年6月に厚生労働省による「機械の包括的な安全基準に関する指針」通達が発行されています。
この指針によって、製造業は安全方策を構築する責任があること、そして事業主は労働災害を防ぐための体制を整備する義務を負うことが明確化され、作業者の安全を守るため機械設備の安全対策を体系的に行うことが求められています。
企業は雇用する労働者に対して、労働者の生命・身体・健康等を危険から保護するため、予見される災害を防止するための安全配慮義務を負わなければなりません。
また企業は社会的な存在であることを踏まえると
労働災害の防止は企業の社会に対する責任でもあるといえます。

このように労働者の安全を守るための取組みは国際的にも重要な課題であり、そして企業の社会的責任の追及といった観点からも労働者の安全環境を確保するための取り組みは必要不可欠なのです。

「ISO12100」とは

国際的に労働者の安全確保のための基準確立の必要性が高まる中、2003年11月にISO(国際標準化機構)においてISO12100が制定されました。
ISO12100は機械の安全性 基本概念・設計の一般原則であり、機械に対して包括的に安全構築のルールを定める国際規格です。

機械や装置類はこの規格に沿った安全対策が不可欠であり、製造業は安全を構築する責任を負う一方、
機械使用者はこの規格に沿って機械装置の管理全般にあたることを要求されます。
ISO12100は基本安全規格であるA規格であり、全ての規格類で共通に適用できる基本概念、
設計原則を扱うもので、その下にグループ安全規格であるB規格、個々の機械安全規格であるC規格が制定されています。

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機械による危険

機械による災害発生の危険源としては様々なものがあります。
これらの危険を未然に回避する安全対策が、非常に重要となります。

1 機械的危険源

押しつぶし、挟まれ、突き刺され、切断、衝撃など

2 電気的危険源

充電部との接触、絶縁不良、静電気など

3 熱的危険源

火災、爆発、放射熱、やけどなど

4 騒音による危険源

聴力低下、耳鳴りなど

5 振動による危険源

手、腕、腰、全身の重大な障害へとつながる振動

6 放射による危険源

低周波、高周波、紫外線、赤外線、X線など

7 材料及び材質による危険源

低有害、刺激、粉塵、爆発など

8 人間工学無視により発生する危険源

不健康な姿勢、ヒューマンエラーなど

機械の安全化手順

機械による災害などの危険から作業員を守るためには、機械の技術進歩に応じた安全確保を考えなければなりません。
そのためには、厚生労働省の「機械の包括的な安全基準に関する指針」の通達に基づき、機械の安全化手順に沿った機械設備の安全設計と安全体制の構築を体系的に図っていく必要があります。

機械設備の安全対策の例

製造現場において機械設備の安全対策には様々なセーフティコンポーネントが活用されています。

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機械設備の安全対策の例

各セーフティーコンポーネントをコントロールするセーフティリレーユニットには、100%間違いの無い動作はもちろんのこと、作業性と拡張性が求められます。
そうした機能を満たし、大手自動車メーカーにも多数採用されているのがオレンジガードSCRシリーズなのです。

POINT 01 起動動作モードの
設定が可能

非常停止解除後の起動を手動起動と自動起動のいずれかを選択できるため適切な回路構成を行えます。
起動動作モードの設定は、ユニット本体の設定スイッチによって簡単に切り替えることができます。

POINT 02 出力接点の増設が容易

基本ユニットと拡張ユニットを専用増設ケーブルによって、簡単に出力接点増設を行うことができます。
(拡張ユニットは最大3台まで増設が可能)

POINT 03 作業ミスの防止・効率性の向上

誤挿入防止ガイドやコネクタ差込み確認のアクリルカバーを設けることで、誤挿入や不完全挿入などの人的ミスを防ぐとともに作業性に配慮した構造となっています。

設備安全 導入実績