配線取り回しのポイント
2014年9月26日
機械への配線施工時には、限られたスペースで取り付けを行い、かつ電線にストレスをかけない配線施工が必要となります。
配線取り回しのポイント
Before
機械設備における配線施工時には、カバーと干渉しないよう、限られたスペースでの配線取りまわしが求められます。
その際、配線時のコーナーRが小さいと電線にストレスが生じ、発熱等が発生する要因となります。

After
配線時のコーナーRを電線径の6倍以上とすることが、電線にストレスを生じさせないためのポイントです。
センサー類の取り付け時には、配線が極力ストレート、または大きなRとなるよう、取り付け位置や方向に配慮が必要です。
また、必要に応じてエルボ等を使用して、電線にストレスをかけずに省スペースでの配線取りまわしを行なうことが必要です。

ポイント
電線にストレスをかけない配線になっていること。
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