>01 技術営業部Y.H

会社とともに変化していける それも三笠の魅力

大学では理系の学部に所属していましたが、「自分の学んできたことを活かしたい」といった積極的な理由で三笠精機(旧三笠製作所)へ就職を決めた訳ではありません。電気設計はどの機械・装置にも必要で、この分野でスキルをつけていけば食いっぱぐれないのでは、との考えからでした。「電気設計」を軸にいろいろな会社をざっと見ていたところ、「面白いことをやっている企業がある」と思い応募したのが入社の経緯です。

もともと「子どもがいないうちは無理をしてでもスキルを付けておいた方がいい」と考えていたこともあり、入社後数年は、ただひたすらにがむしゃらに働きました。当時、会社全体で集客を図るために、セミナーをはじめ多種多様なコンテンツ制作に取り組んでおり、そのなかで海外規格関連のコンサルタントの方と知り合いました。会社として海外規格に注力することになり私に白羽の矢が立ち、この分野の業務とセミナー講師を務めることになったのが、この分野を専門にするきっかけとなりました。

当時は通常業務をこなしながらコンテンツ制作に取り組んでいたため、疲弊して辞めてしまう社員もいました。そのなかで私が仕事を続けられたのは、当社の働く環境から得られるものが大きいと感じていたからです。それはスキルであったり、ノウハウ、経験、成長機会であったりです。それは今でも同じ気持ちです。

2021年に三笠製作所から三笠精機に組織が変わったタイミングで、私は新たな変化に備えメイン業務のペースを落とし、余裕と時間をつくりました。しかし以降の過程がソフトランディングだったこともあり、ぽっかりと時間が空くことになりました。ちょうどそのタイミングで子どもが積極的な関わりが必要な年齢になり、今では子どものサッカーチームのコーチをやるなど、入社当時とは全く違う生活スタイルとなっています。

はっきり決めているわけではありませんが、ともに何年も働いてきた仲間とは、その時々の会社状況に合わせて何ができるかなどの話をなんとなくしています。会社の規模が小さいため、一つのプロジェクトの全体に関わることができたり、業務コントロールも自分の手でできる。会社とともに変化していくと言いますか、そういったことも三笠精機の魅力ではないかと思います。

今後は、自分のノウハウを体系的にまとめ、後任メンバーでも効率的に業務ができるような形をつくりたいと考えています。またコアとなる要素以外の業務の自動化を進め、専門分野に割ける時間を増やしより深く業務とかかわっていきたいですね。

>02 技術営業部Y.M

支えてもらったから、今度は支える側に

私が三笠精機(旧三笠製作所)に入社したことに、特別な理由があったわけではありません。大学では機械を専攻していましたが、やりたいことも見つからず、気づけば留年。そんな時、友人に「面白いことをやっている会社がある」と誘われ、見学に来たのがきっかけでした。正直最初は、目標みたいなものもないし、まぁいいか…との気持ちでした。しかし、入社してからこの環境の良さと面白さに気付きました。「ただの制御盤屋ではない」と思い、学べるところはどんどん学んでいこうと思いました。

とは言え電気の知識はほとんどなく、最初は図面を見ながら言われた通りに配線をつなぐだけ。PLCって何?リレーって何?というレベルからのスタートでした。

転機になったのは、実物大ガンダムを作って動かす『ガンダムGLOBAL CHALLENGE』でした。わけもわからず参加し周りの熱い思いに圧倒されながら作業を進めていましたが、最終盤の時期にトラブルが続き、先も見えない状況に陥ります。徹夜明けの冷たい雨が降る朝、ふと「なんで自分はこんなことやっているんだろう」と心が折れそうに。矢も楯もたまらず会社に連絡したところ、愛知から横浜まで数人が駆けつけてくれました。そのとき「自分も誰かを助けたい」との想いが芽生えたのを覚えています。

技術的な学びに加え、このプロジェクトではマインド面で不足していた点にも気づかされました。例えば準備の大切さだったり現場で起こりうることへの想像力の必要性など、今のコンサルティング業務にもつながることです。

チームメンバーは、私にとってとても頼りになります。「この人たちがいれば安心」というような存在とでも言いますか。そして、みんなに支えてもらったからこそ、これからは私も誰かを支えていきたいと思っています。

私の将来の目標は、「あなたに任せたい」と名指しで仕事を依頼されるようになること。それくらい満足度の高いコンサルティングや設計、成果物を納められるようになりたいです。学生の頃、何の目的もやりたいこともなかった自分ですが、今は日々新しく生まれる目標に精一杯挑戦しています。

目標があるということは、足りない部分があるということだと私は思っています。その足りない部分がなくなり、目標がなくなるのが自分にとってゴールですね。

>03 Coming Soon

Coming Soon