圧着作業におけるポイント
2014年11月11日
圧着の良否は、即座に選別する必要がある。
圧着のしくみ
圧着端子は、断線や導通確保のために様々なしくみがある。
それらを理解して作業することで、正しい作業が可能となる。
様々な圧着端子①
フェルール端子(圧縮)
撚線を単線のように1本にするもの。
差込型スプリング端子台などで多用するようになってきた
様々な圧着端子②
各種コネクタ用圧着ピン
種類は様々だが、「コアバレル(圧着部分)」と「シースバレル(被覆固定部分)」を持つタイプが大部分を占める。
被覆圧着について
被覆圧着とは、圧着部分に芯線だけでなく被覆まで入った状態で圧着すること。
ほぼ確実に芯線が断線するため、最も注意する必要がある。
圧着のまとめ
個々の細かな作業一つずつで、品質は決まる。
1.電線を切る | 斜めだと突き出し部分に過不足が出る。ニッパーの切れ味が悪いと素線が出る。 |
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2.ストリップ | 寄り付き、突き出しが決まる。素線切れや素線の引っかけによる飛び出しを確認すること。 |
3.端子を圧着器にかませる | 先端圧着、後端圧着、ねじれ、ダイス間違い、背面圧着が決まる。 |
4.電線を入れる | 素線のはみ出しがないか。 |
5.握る | 寄り付き、突き出しの割合が決まる。 |
ミスをしたら絶対に次へ移らずやり直すこと。
制御盤製作のコツ 大辞典
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