盤内へのケーブル入線のポイント
2014年9月26日
盤内へケーブルを引き込み、盤内で固定する際にも、設備の使用環境によって様々な方法が取られます。
環境に合わせたケーブル固定方法
スポンジを使用してケーブルを固定する。

浸水や湿度の考慮を必要としない環境
スポンジを使用してケーブルを固定することで、メンテナンス性を向上させる。
粘土を使用してケーブルを固定する。
湿度の高い設備使用環境
粘土を使用してケーブルを固定し、配線穴の隙間を塞ぐことで、湿気をシャットアウトする。
防水コネクターを使用してケーブルを固定する。

特に防水対策を考慮しなければならない環境
防水コネクターを使用し、浸水対策を行う。
特に防水への考慮が必要な環境においては、盤内へのケーブル引き込みは下方入線を原則とします。

ポイント
設備使用環境に合わせた防水対策を行うこと。
制御盤大辞典 制御盤コラム
- 制御盤全般 制御盤コラム 制御盤機器の熱対策のポイント
- 制御盤全般 制御盤コラム 盤・板金の種類・素材と制御盤板金の制作工程をご紹介
- 制御盤全般 制御盤コラム 制御盤の箱・筐体とは?種類や使用環境ついてご紹介
- 制御盤全般 制御盤コラム 制御盤の設計手順とポイントについて解説