●エルファイによる予知保全事例03
・原料である鮮魚をホッパーへ投入し、粉砕機へ移送するためのバケットコンベアの予知保全導入例。
・バケットコンベア内部に原料がこぼれ、コンベア内部で詰まりが発生する事により、
駆動チェーンとスプロケットの外れが発生。
・詰まった原材料の除去、チェーン復旧、テンション調整に半日を要し、その間加工ラインがストップ。
・エルファイでモーターの負荷を可視化する事により、原料の詰まりを察知。コンベアが故障する前に
モーターを停止させるようにした。
・正常運転時(図1)のデータによると、バケットに原料が入っていない空運転時の電力量が約220w、
原料搬送時のピーク値で約1150wであった。
・バケットコンベア内部に異物(原料)が詰まった状態(図2)では、約3320wの電力量が観測され、
モーターへの過負荷が可視化されるようになった。
・過負荷領域へ突入する電力値にリミット設定しておくことで、コンベアを停止させることが出来、
コンベアラインのダウンタイムが大幅に低減できた。