●エルファイによる予知保全事例02
・パレットを保持・固定するピンの破損が発生し、パレットマガジンが故障。
・ピン破損の原因は、パレットを保持しているピンが抜けきらない状態でパッレット取り出し用モーターが
駆動し、ピンに無理な力が加わった為。
・パレットマガジンが故障すると復旧に約1日を要していた。その間工場内の物流機能大幅ダウン。
・従来はパレットマガジン故障により折損したピンを交換する「事後保全」により対応をしていたが、
ピンが折損する前に機械を停止させる「予知保全」を導入。
・モーターの電流は正常運転時には図1のようなデータが測定された。
・何らかの要因でピンが抜けずにモーターに過負荷がかかることで図2のようなデータが測定され、
異常が検知された。
・ピンが破損する前にモーターを停止させることが可能となり、設備の故障を未然に防ぐ事が出来る様に
なった。