1.ネジ締め作業におけるポイント|制御盤の設計製造、海外規格なら制御盤.com

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1.ネジ締め作業におけるポイント

[ドライバーサイズの注意点]

ねじ頭に対して、小さいドライバーでも回すことは可能なため、
誤ってねじ頭を破損することが多いのでねじのがたつきがない事を確認する。

[セムスタイプの注意点]
ワッシャーやスプリングワッシャーなどが組み込まれたもので、作業効率が良いが、
奥まで締め込めないことがあるので銅バーなどはセムスの使用は避けるようにする。

 

[ドライバー形状例(一部)]
●ビット型スタビー
ビットが差し替えられるので、形状や長さなどに対応できる。
薄いものの方が作業の幅が広がる。

●小型レンチタイプ
スタビーよりもさらに狭い箇所にも対応可能。
トルク過多に注意

●コードレス電動タイプ
作業効率の大幅UPが可能となるが、注意点も多い。

 

[ドライバーの検査方法]
●軸の曲がりがないか
机の端で転がし、ブレがないことを確認する。

●先端の摩耗の確認
M3ねじが落ちない事を確認する。
磁気を帯びている場合はステンレスなどで行う。
ドライバーとねじの溝がぴったり合うと、組み付いて落ちない。
良品だとドライバーを持ち上げることも可能。

 

[電動工具の注意点]

・トルク調整を必ず行う
 →トルク過剰に気付かず破損することが多い

・必ず手で増し締めを行う
 →電池残量によりトルクにばらつきが出る

・ビットがねじに合ってから回す
 →奥まで差し込まないとねじの浅い部分を削る

・回す力よりも強い力で垂直に押す
 →気を抜くと押す力が弱くなりやすい

・六角ビットが機器に接触しないようにする
 →ビットの角で機器を破損する

 

[磁気帯び工具の注意点]
・磁気そのものが精密機器に悪影響を及ぼす
・先端に金属屑が付き、ねじとの間に入り、適正なねじ締めができない
・先端に付いた金属屑が、機器の隙間に入る

 

[ねじの角度に注意する]
配線箇所のねじが斜めになっている機器があるため、ねじに対して垂直になるようにドライバーをあてる

[ヘッドの破損したねじは必ず交換する]
ヘッドを破損した場合、作業者はほぼ間違いなくそれに気付いている。
破損したら隠さずすぐに交換するように習慣付ける。
また、破損個所は手で触るとざらついているため、検査時は必ず手で触って検査する。

 

締め忘れやトルク不足は、火災など重大事故を引き起こします。

部品取り付けや配線が一通り終わったら、必ず全数増し締めチェックを行う!!

 

[ペンチェック]
増し締め後にねじにチェックを付ける
動力系統のみという事が多いが、全数が望ましい

 

[ネジロック]
ねじ専用の緩み防止接着剤
トランスなど重量物の止めねじに使用することが多い


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