制御盤 海外規格 「電気機器メーカー・F社様(CEマーキング対応)」|制御盤の設計製造、海外規格なら制御盤.com

制御盤 海外規格 「電気機器メーカー・F社様(CEマーキング対応)」の納入実績をご紹介。

制御盤.com by三笠製作所

制御盤 海外規格 「電気機器メーカー・F社様(CEマーキング対応)」

クライアント(業界) 電気機器メーカー・F社様
発注内容 CEマーキング対応

今回のご案件は、電気機器メーカー・F社様からご依頼いただいた、全長1kmを超えるプラント設備用制御盤のCEマーキング(*1)対応。輸出先は、EU加盟候補国であり、税関でCEマーキングの有無を検査する独自の運用体制を敷くトルコです。制御盤のみ輸出をされるということで、制御盤単体を対象としたCE自己宣言サポートをオーダーいただきました。

 

三笠製作所が行ったのは、CE低電圧指令・EN60204-1(*2)とEMC指令に基づく設計コンサルティング、マニュアル/各種ドキュメントの作成、第三者認証機関による試験の手配・審査時の立会など。装置、そして制御盤が大規模なため、あらゆる面で過去最大級のご案件になりました。

 

*1 CE(European Conformity):EU圏で流通する製品が満たさなければならない欧州指令(法律)。製品の規格対応を適切に行い、その証拠となる書類を揃えて適合していることを“自己宣言”することで初めて表示が可能となる

 

*2 EN60204-1:幅広い機械装置の整合規格として機械装置の電気安全における基本的要求事項を規定している。CE低電圧指令と機械指令の両方の整合規格リストに登録されている。

 

まず、制御盤の数が多く、それぞれの部品点数もかなりのものでした。リレーだけで数百個を使用するなど、回路構成も複雑です。この点はノイズ対策の基準を満たす上でもネックになるため、設計・製作にはそれぞれの盤の特性ごとに適した工数を算出して対応。結果として、制御盤内に最適な配線ルートを構築でき、実際のEMC試験を問題なくクリアすることができました。

 

また今回は、CE自己宣言に必須となる技術文書も、マニュアルだけで102ページに及ぶ規模。通常では、お客様がまとめる前提で、マニュアル、リスクアセスメントシート、主要構成品リストなどに関してアドバイスを実施していますが、今回は記載内容が多岐にわたるため、三笠製作所で一からマニュアルを作成していきました。

 

制御盤と文書が揃い、F社様が無事に自己宣言を行った後のトルコ輸出後に、輸送や荷降ろしの衝撃で、制御盤内の絶縁碍子が破損、端子台も脱落するというアクシデントが発生。三笠製作所がトルコにすぐエンジニアを派遣し、部品を交換して事なきを得ました。以来、輸送中の破損対策は一層の万全を期していますが、何か起きてしまった場合でも今回のような迅速なアフターフォローが可能です。

 

大規模ラインにおける多数の大規模制御盤を手掛けた今回。ボリュームはかなりのものでしたが、F社様のご要望どおり、製作期間1ヶ月で仕上げさせていただきました。複雑な制御盤の設計・製作、膨大な項目を網羅したマニュアル作成、輸出後のアフターフォローまで一手に引き受けられる企業は多くありません。今回のご案件は、三笠製作所の総合力が発揮されたケースになりました。


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